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トランジションタウン桐生

トランジションとは

トランジションとは
トランジション・タウンとは、ピークオイルと気候変動という危機を受け、市民の創意と工夫、および地域の資源を最大限に活用しながら脱石油型社会へ移行していくための草の根運動です。

トランジション・タウンは2005年、イギリス南部の小さな町 トットネスでロブ・ホプキンスという人を中心に始まりました。
立上げグループが結成され、同じ町にあるシューマッハカレッジの講師を招いてのセミナーや映画上映会などで問題意識を高めました。
そして、基本的技術の再習得や各種のプロジェクトが立ち上がり、関連団体や企業、行政とも協働関係を築き町をあげてのトランジション・タウン活動が行われるようになりました。

トランジション・タウン トットネスでの活動はエコ・食と農・自然エネルギー・地産地消・医療・福祉・地域の繋がり作りなど、広範囲に渡り、その一つ一つは地道な環境保全やまちづくりの取り組みです。
トットネスでトランジション・タウン活動を始めた人たちは、自分たちの経験や事例をまとめ、ウェブサイトで公開したり書籍を出版したり、世界各地でセミナーを開催したりしました。その結果、数年間にイギリス全土、欧州各国、オセアニア、そして日本へと広がり、2010年11月現在世界中で300を超えるトランジション・タウンと約1000の予備地域があります。トランジション・ネットワークという団体が連携をサポートしています。

トランジション・タウン 3つの特徴
●地域住民の力を引き起こし、地域にすでにある資源を最大限に活用する
●頭(Head) こころ(Heart) 身体(Hands)の3Hのバランスをとる
●よりよい未来を思い描き、その実現を信じて楽しみながら取り組む


日本のトランジション・タウン
2004年に神奈川のパーマカルチャー塾実習コースを通じて知り合った仲間たちが、2008年春にスコットランドのフィンドホーン・コミュニティで開催されたカンファレンスに参加した際、ゲストスピーカーの一人であったロブ・ホプキンスの話に深い感銘を受け、彼が創始したトランジション・タウンの活動を日本にも広げていくことを決意しました。
2008年6月にはNPO法人トランジション・ジャパンを設立し、トランジション・タウンを広める土台作りに着手。そして同年秋から2009年味目にかけて神奈川の藤野、葉山、東京の小金井を皮切りにトランジション・タウン活動がはじまりました。
NPO法人トランジション・ジャパンは2008年秋からウェブサイトでの情報提供、トランジション手引書の翻訳、説明会やワークショップの開催、トランジション・タウンの普及に努めてきました。その結果、日本各地で地域トタンジション・タウンが立ち上がり始め、2010年11月現在、16の地域にまで広がっています。
日本のトランジション・タウンは TT = 楽しく繋がる をキャッチフレーズに、3人集まれば始められる。という立上げの容易さから各地にじわじわと広がっています。各タウンとも英国のモデルをそのまま真似するのではなく、日本におけるトランジションのあり方を模索しています。基本的な部分での意識は共有しつつも、進め方は地域や人によって独自性を持って多様性のある展開をしています。



by kiryu-tt | 2011-05-01 16:08 | トランジションとは

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